金融系でお金を借りる方法

少しでも金利が安いところが良い。すぐに審査結果が出るところが良い。

消費者金融でお金を借りる方は、このどちらか（もちろん「金利が安く審査が甘くて早い」が一番ですが）を希望・選択する事になると思います。

ですが例えば金利一つを例にとっても、希望する金利で契約できるわけではないでしょう。

金利は希望額・審査結果・商品などに左右されるからです。

だからこそ系統、更に系統の中でも個別を比較する必要があります。

最近まで「金利が安い銀行系」でしたが、現在では商品によって消費者金融系も安くなり、時としてお金を借りる利用者を混乱させてしまうかも知れません。

かつてのサラ金と呼ばれ、良いイメージを持たれる事が無かった消費者金融も、そのイメージを払拭しキャッチなCMなどで顧客を確保してきました。

特に90年代はオシャレなCMと気軽さを前面に押し出す事に成功し、バブルが崩壊した日本において数少ない利益を得た業種といえます。

ですが、その消費者金融も現在ではイメージが悪くなりつつありました。

近年では大手消費者金融がニュースになるのも珍しくなく、○○日間の業務停止命令という話題がのぼっていた事も記憶に新しいですね。

また、不況の長期化によって債務がパンクした消費者も多く、それらに対する厳しい取り立てなどが更にイメージを悪くしている傾向にあります。

これを受けて色々な規制を設け、現在では消費者金融の意図を伝えないCMはNGとなり、武富士ダンスも封印されました。

そして現在ではCMに必ずキャンペーンである『ストップ！借りすぎ』というナレーションが挿入され、消費者に無計画な借入れ防止を訴えるようになったのです。

もちろん消費者金融会社の全てが悪いわけではありません。

安易な貸し出しに問題があれば、安易な借入れが社会現象にまで発展した事も要因の一つです。

それでも変わらざるを得なかった消費者金融の実態ですが...

私たち消費者も変わらなければならない時期にあるのかも知れません。